日本フォーカシング協会

お知らせ

フォーカシング協会年次大会における公開講座の実施記録

このページではフォーカシング協会総会(フォーカサーの集い)において実施された公開講座の内容を掲載しております。
*2023年10月27日公開(順次更新の予定)

開催年 開催場所 公開講座の内容
2016年 福島県 【オープニング企画】
ほっとできる子育てと「心の天気」
元気のない時の元気の探し方「コミュニティ・ウェルネス」
支援者のためのフォーカシング「セラピストフォーカシング」
やさしいフォーカシング(初心者個人セッション)
体の不調とつきあう方法「ボディワーク」
2017年 兵庫県 アジア・フォーカシング国際会議のため公開講座は未実施
2018年 新潟県 フォーカシング・傾聴がアップデートされるひととき
2019年 島根県 フォーカシング的♡子どもの気持ちへの寄り添い方
傾聴とフォーカシング
支援者のためのフォーカシング~セラピスト・フォーカシング~
インタラクティブ・フォーカシング
2020年 新型コロナウィルス感染症感染拡大状況を受けて中止
2021年 北海道
(オンライン)
人生が新しくなるフォーカシングの心理学
2022年 沖縄県 【公開ワークショップ】
思春期青年期の子どもやその保護者の支援のための共感と傾聴-フォーカシング指向心理療法の基礎-
つながりと瘉い(ゆい)のワーク:IYUフォーカシング
働くことの充実のためのフォーカシング
2023年 福岡県 【公開鼎談】
私が大事にするフォーカシング ―これまで、今、そしてこれから―

過去の役員・運営委員・監事の一覧(2022年4月現在)

 

会長

氏名 在任期間
村瀬 孝雄 1997年度~1998年4月
村山 正治 1998年11月~2003年度
池見 陽 2004年度~2006年度
吉良 安之 2007年度~2009年度
近田 輝行 2010年度~2012年9月
田村 隆一 2012年10月~2015年度
堀尾 直美 2016年度~2018年度
内田 利広 2019年度~2021年度
森川 友子 2022年度~2024年度

 

副会長

氏名 在任期間
吉良 安之 2004年度~2006年度
近田 輝行 2007年度~2009年度
田村 隆一 2010年度~2012年9月
内田 利広 2012年10月~2015年度
福盛 英明 2016年度~2018年度
森川 友子 2019年度~2021年度
青木 剛 2022年度~2024年度

 

事務局長

氏名 在任期間
池見 陽 1997年度~2003年度
中西 一恵 2004年度~2006年度
田村 隆一 2007年度~2009年度
堀尾 直美 2010年度~2015年度
高瀬 健一 2016年度~2018年度
青木 剛 2019年度~2021年度
福田 尚法 2022年度~2024年度

 

事務局次長

氏名 在任期間
中西 一恵 2003年度 事務局長(副)
松尾 秀寿 2019年8月~2021年度
川﨑 佐加恵 2022年度~2024年度
吉井 真也 2022年度~2024年度

 

ウェブサイト管理者

氏名 在任期間
長谷川 晃 2011年度~2018年度
田村 隆一 2016年度~2018年度
小田 大輔 2017年度~2021年度
山﨑 暁 2017年度~2024年度
松尾 秀寿 2022年度~2024年度

 

運営委員(グループリーダー)

ニュースレター編集グループ

氏名 在任期間
泉屋 昌平 2005年度~2009年度  2021年度~2022年度
上村 英生 2009年度~2010年度  2016年度~2017年度
片山 睦枝 2010年度~2011年度  2018年度~2019年度
白土 准子 2011年度~2012年度
笹田 晃子 2012年度~2015年度
小田 大輔 2013年度~2016年度
大沢 直美 2017年度~2018年度
野村 昌世 2019年度~2020年度
宮田 周平 2020年度~2023年度

 

国際交流グループ

氏名 在任期間
日笠 摩子 1998年度~2004年度
大澤 美枝子 1998年度~2007年度
土江 正司 2005年度~2009年度
土井 晶子 2008年度~2013年度
大迫 久美恵 2010年度~2015年度
山本 美保 2014年度~2017年度
平 和俊 2016年度~2019年度
榊原 佐和子 2020年度~2021年度
久羽 康 2018年度~2022年度

 

教育研修グループ

氏名 在任期間
吉良 安之 1997年度~2003年度
竹田 悦子 1997年度~2006年度
近田 輝行 2004年度~2006年度
天羽 和子 2007年度~2008年度
星加 博之 2007年度~2010年度
森川 友子 2009年度~2012年度
中西 一恵 2011年度~2014年度
三宅 麻希 2013年度~2014年度
古澤 泰江 2015年度~2016年度
滝川 道子 2015年度~2016年度
伊藤 三枝子 2017年度~2018年度
加藤 敬介 2017年度~2019年度
酒井 久実代 2019年度~2020年度
河﨑 俊博 2020年度~2023年度
越川 陽介 2021年度~2022年度

 

監事

氏名 在任期間
増田 實 2004年度~2005年度
森 あい子 2004年度~2006年度
福家 公子 2006年度~2007年度
筒井 健雄 2007年度~2008年度
豊島 睦子 2008年度~2009年度
白岩 紘子 2009年度~2010年度
伊藤 三枝子 2010年度~2011年度
赤森 昭代 2011年度~2012年度
高須賀 忠雄 2012年度~2013年度
阿部 セツ子 2013年度~2014年度
秋山 葉子 2014年度~2015年度
池田 紀子 2015年度~2016年度
吉水 ちひろ 2016年度~2017年度
伊達山 裕子 2017年度~2018年度
中村 家子 2018年度~2019年度
村上 優子 2019年度~2020年度
中村 匡男 2020年度~2021年度
三木 健郎 2021年度~2022年度
得丸 智子 2022年度~2023年度

 

過去の役員・運営委員・監事の一覧のPDFは【過去の役員・運営委員・監事の一覧】をクリックしてください。


お問い合わせ(仮)


COVID-19のストレスに対してフォーカシングができること

みなさまへ

 COVID-19の影響で、フォーカシングの実践が行いにくくなっており、また研修会なども中止になっているところも多いかと存じます。
 ただ、そのような時であるからこそ、フォーカシングが何か社会に貢献できることはないかと考えております。特に、このCOVID-19のストレスの中で、心が沈んでいるような時こそ、フォーカシングの力を発揮することができるのではと思っています。
 そこで、COVID-19と共存していく中で、フォーカシングが貢献できそうなことを集めて、情報発信しようと考えました。みなさまから投稿されました内容を下記にてご紹介いたします。

運営委員一同

*本ページは2020年度に公開しました。

No. 概要説明
読売新聞大阪版朝刊 23面『コロナから守る〜大阪で』 掲載日:5月3日(日)
池見陽先生記事 「ストレス緩和 工夫して」

池見陽先生動画『新型コロナウイルス〜ストレスを緩和するコツ〜』 (日本語 6:00)

Dr. Akira IKEMI “How to Deal with COVID-19 Stress”(English 6:16)

パトリシア・オミィディアンやメリンダ・ダラーの団体「Focusing Initiatives International」が、「Coronaplaza.life」というウェブサイトを立ち上げています。この状況下でつながりを持とうということで、無料の(寄付は歓迎)ウェビナー(ウェブ上のセミナーなど)を開催しています。言語は基本的に英語ですが、興味のある方は「Coronaplaza.life」にアクセスしてみてください。
TIFIのサイト上の情報です】アン・ワイザー・コーネルが、「Join Me and Get Even More Support for Stressful Times」という、2時間×3週間(3回)の有料のウェビナーを開催しています($75)。詳細はhttps://focusing.org/event/finding-resilience-calm-times-crisis-0にあります。
TIFIのサイト上の情報です】アン・ワイザー・コーネルが、「Support for stressful time」というタイトルで、30分の無料のウェビナーを開催。日本時間では、5月29日の朝5時半~。興味のある方はhttps://focusing.org/event/support-stressful-times-7にアクセスしてみてください。
南山大学人間関係研究センター メールマガジン6月配信 原稿

公開ワークショップ

日時:8月24日(土)10:00~12:00
場所:島根県民会館
参加費:一般(非メンバー)1,000円(当日受付にてお支払い頂きます)
協会メンバーの方は参加費に含まれています

【お申し込み方法】
 次のA, B, C, Dの4つのコースから第3希望までお選びいただき、申し込みフォームからお申込みください。
(先着順に席を埋めますので、定員に達した場合、第1希望がかなわないこともあります)

期日になりましたので大会への参加とワークショップの申込みを締め切らせて頂きました。

Aコース「フォーカシング的 ♡ 子どもの気持への寄り添い方」(講師:矢野キエ)

 子ども自身の気持ちや、大人自身の気持の在り様を変化させ、新しい関係を生む可能性のある“ミラーリング”。期待(お仕着せでない)や希望をもって子どもと関わりたいものですが、その一助になるかも。そして、子どもの気持ちも大人の気持ちも大切にしつつ、気持ちに寄り添う関わりへとつながるかもしれません。感じるところから行う“ミラーリング”を体験してみましょう。
講師自己紹介
 赤ちゃんを見ると生命の不思議さを感じます。現在は、子どもが自分をどのように表現するか、大人は子どもの表現をどのように支え促すかについて関心をもっています。大阪キリスト教短期大学、こどもフォーカシング・アソシエイツ代表、“こども”を語ろうフォーカシング・カフェ主催メンバー、元ナースリー主催。

 

Bコース「傾聴とフォーカシング」(講師:堀尾直美)

 傾聴とフォーカシングの関係についてお話しし、フォーカシングの考え方を取り入れた傾聴がどのようなもので、フォーカシングを学ぶことが傾聴にどんなふうに益するか、なるべく体験できるようなプログラムにしたいと思っています。ご一緒にチャレンジしてみませんか。実習では、参加者同士でペアやグループになり、カードを用いてご自分が感じることを話したり聴いたりする予定です。フォーカシングについての学習歴は問いません。
講師自己紹介
 フォーカシングに出会い、自分が感じていることに気づくことで自分自身とつながり、自分で自分を分かってやって、自分を大事にすることができるようになり、聴いてもらえる有り難さとその力を知りました。臨床心理士ですが、今はもっぱら国際フォーカシング研究所フォーカシング・トレーナーそしてコーディネーターとして活動しています。フォーカシング・ネットワーク代表トレーナー。

 

Cコース「支援者のためのフォーカシング〜セラピスト・フォーカシング〜」(講師:吉良安之)

 支援を行うなかで、支援者の内面にはいろんな体験が生じます。時には、重くハードな気持ちが起こることもあると思います。このワークショップでは、フォーカシングを用いて支援者が自分の体験から少し距離をとりながらゆっくり味わう方法を紹介します。心理臨床領域、教育領域、医療領域などで支援の仕事をされている方のご参加をお待ちします。あるいは、子育て中の方(子どもとの関わりの体験を整理したいなど)の参加も歓迎します。
講師自己紹介
 九州大学で学生相談の仕事をしています。カウンセラーとして、フォーカシングの体験の仕方で相手に接することが面接でのやりとりを深めるうえで役立つことを経験してきました。それをもとに、支援者が面接での体験を吟味する方法としてセラピスト・フォーカシングを考案し、実践しています。

 

Dコース「インタラクティブ・フォーカシング」(講師:前田満寿美・伊藤三枝子)

 インタラクティブ・フォーカシングは、人と人との相互作用(インタラクション)を大切にしたフォーカシングで、「インタラクティブ・リスニング」とも言われ、自身の内面にも相手の内面にも「共感」できる傾聴力が身につきます。気持ちを伝え合う交流を通して良好な人間関係を築くためにも効果的な訓練法です。このワークショップは、主にステップ・バイ・ステップの実習をする体験学習の場です。フォーカシング未経験者も歓迎です。
講師自己紹介(前田満寿美)
 臨床心理士、前スクールカウンセラー、TIFI認定フォーカシング・トレーナー、インタラクティブ・フォーカシング・マスターティーチャー。伊藤三枝子さんとインタラクティブ・フォーカシング学習会を共宰。国内各地、中国・ベルギー・米国でワークショップを開催。フォーカシング的な心をつなぐコミュニケーション講座に尽力中。
講師自己紹介(伊藤三枝子)
 臨床心理士、TIFI認定フォーカシング・トレーナー、インタラクティブ・フォーカシング・マスターティーチャー。前田満寿美さんとインタラクティブ・フォーカシング学習会を共宰。国内各地、中国などでワークショップを開催。子育て支援、被災者支援、傾聴講座等にフォーカシングを生かしている。

 


公開講座の申し込み(一般の方)

一般の方(非メンバーの方)で、公開講座への参加をご希望される方は、下記の参加申し込みフォームにご入力頂き、お申し込みください。
* フォーカシング協会のメンバーは、このページから申し込みはしないでください。メンバー用の参加申し込みページからお手続きをお願いします。

     内容を確認しました。(確認画面は表示されません。上記内容にて送信しますので、確認して左のチェック欄に必ずチェックを入れてください。チェックしないと送信ボタンが押せません。) (必須)

    ※ 公開講座の参加費(1,000円)はお振込み頂きます。お振り込み先につきましては、自動返信メールにてお知らせします。

     


    Focusing in Japan

    The Focuser’s Focus, Vol.20, No.2, summer Issue 2017

    Focusing in Japan

    Edited by Mieko Osawa
     (Focusing Project, Certifying Coordinator)

    *The Japanese edition is here.

     
    Eugene Gendlin and Mary Hendriks visited Japan twice, once in 1978 and next in 1987.

    Long before in 1963, Takao Murase visited Gendlin in Madison, Wisconsin and translated his main articles including “A Theory of Personality Change” and published as a book called “Experiencing and Psychotherapy” in 1964, revised in 1966.

    In 1973, Shoji Murayama visited Gendlin at Chicago University, and introduced Changes Group and Focusing Manuals to Japan.

    In Japan, in 50s and 60s, Carl Rogers gave enormous influence on psychologists, counselors and therapists all over Japan and eventually people got interested in the new theories and methods by Eugene Gendlin.

    In 1978, Gendlin was invited as a keynote speaker for the 42 Conference of Japan Psychology Association at Kyushu University and gave workshops in Fukuoka, Kyoto and Tokyo.

    Gendlin’s “Focusing” of Bantam Books was translated into Japanese in 1982 by Shoji Murayama, Haruo Tsuru and Takao Murase. (“Focusing-Oriented Psychotherapy” was translated by Takao Murase, Akira Ikemi, Mako Hikasa etc. in 1998.)

    In 1978, Takeo Tsutsui met Gendlin in Chicago and got permission to translate “Experiencing and the Creation of Meaning” (1963), and the translation came out on 1993.

    In 1980, Akira Ikemi came back from Chicago finished MA with Gene Gendlin and joined to Kyushu group, where people with Shoji Murayama of Kyushu University began to study and practice Focusing more and more, set up Japan Focusing Society and started a Journal called “Focusing Forum” in 1983. Meanwhile many Focusing networks appeared in many areas in Japan.

    Gendlin and Mary Hendriks were invited to Japan again in 1987, gave advanced workshops with demonstrations including dream works and open symposium, gave a lot of influence to Focusing in Clinical Practice in Japan.  This big project was edited into a book, “Focusing Seminar” by Shoji Murayama in 1991.

    The first visit by Ann Weiser Cornell was in 1994. Her workshops were planned in different areas in Japan, Kyushu (Fukuoka), Kansai (near Osaka), Tokai (Nagoya) and Tokyo. This made the Focusing map in Japan clearly. Ann Weiser Cornell came to Japan 8 times and gave many workshops in many areas in Japan. We still love her “The Focusing Student’s Manual and Guide’s Manual Third Edition” published in 1993 and translated into Japanese in 1996.

    Japan Focusing Association was set up in 1997 and we are having annual meetings and Focusers gatherings every year in different areas in Japan. The Focusing journal “The Focuser’s Focus”   started in 1998, coming out every 3 months, 4 times a year.

    In 1998, Gendlin’s third visit was planned, but he couldn’t come because of the car accident and Mary Hendriks came as a substitute for Gendlin for the big conference of The Association of Japanese Clinical Psychology in Nagoya. Here she planned with Shoji Murayama, Takao Murase, Akira Ikemi to appoint new Certifying Coordinators and Trainers from The Focusing Institute.

    Now we have 1 Honorary Member, 14 Certifying Coordinators, 4 Coordinators in Training and 130 Trainers.

     

    Here is the map of CCs and CNTs in Japan.

    Hokkaido:

    Hideki Kamimura, TR in 2004, CNT in 2014.

    Worked as a staff writer at a newspaper company in Hokkaido. Set up Sapporo Focusing Project(SFP)in 2001, taking care of Changes (Practice) group once a month, organizing WSs with many teachers almost twice a year ever since. He wrote MA thesis, “Social Construction by Writing, Recording with Focusing” in 2017. He has been interested in “Writing with the Body”. He is active as a chief editor of the newsletter group of Japan Focusing Association.

     

    Tohoku:

    No CC, CNT

     

    Kanto & Koshinetsu:

    Teruyuki Chikada, CC in 1998.
    Mako Hikasa, CC in 1998.
    Naomi Horio, CNT in 2011, CC in 2014.
    Nisseiken, Inc. (Psychotechnological Institute of Japan, Inc.)

    Nisseiken (Nisseiken, Inc.) is a private psychology services company which started soon after the World War II, and now its office is located near the emperor’s palace in the center of Tokyo.   Originally being a reliable psychological testing company, in 1970’s it became one of the centers of Person-Centered Approach practices in eastern Japan and in 1990’s became a center of Focusing which has produced many of Focusing practitioners and professionals.   Late Haruo Tsuru started Focusing Seminar at Nisseiken in 1983.  In 1988 Focusing seminar by late Takao Murase started and joined by Teruyuki Chikada in 1992 and by Mako Hikasa in 1995.

    In 1996, Chikada and Hikasa succeeded Murase’s seminar and expanded it into two level courses, Focusing Basic course and Advanced course.  Later they have further expanded into many more levels and varieties.  From these courses many Focusing communities, Japanese version of “Changes” group, which are the meeting place for Focusing practice, are created and became nests for expanding Focusing activities.

    Chikada and Hikasa, along with fellow Focusing trainers, have taught in many Focusing workshops for different professional organizations and made Focusing a stable item in training seminars for helping professionals in Kanto area.  Hikasa invited many Focusing teachers from aboard, translated their books into Japanese, and encouraged Japanese Focusers to attend the International Focusing conferences.  With those activities, she bridged Japanese Focusers to the world-wide Focusing community.  Nisseiken Focusing courses have produced quite a few Focusing groups which eagerly practiced Interactive Focusing or Wholebody Focusing.  Some of the students have become internationally active teachers in those fields.

    Naomi Horio was one of those students at Nisseiken seminars.  She has been very active in promoting Focusing by organizing many workshops featuring both nationally and internationally renowned Focusing teachers, keeping Focusing communities, teaching Focusing both in private sessions and as a workshop teacher for different institutions, including psychotherapist training at graduate schools.  She has been a key manager for Focusing courses in Nisseiken, working with Hikasa since 2011, and replaced Hikasa in 2015. Currently she is the president of Japan Focusing Association.

     

    Mako, Bebe, Mieko & Naomi in Cambridge 2016

    Mieko Osawa, TR in 1993, CC in 1998.

    Worked as a counselor at a University in Tokyo. Set up Focusing Project in 1994, organizing workshops of Focusing & Listening and WSs for Ann Weiser Cornell and other teachers, giving private sessions and trainings. She has been interested in teaching “Listening with Whole Body”. She often attended workshops with Gendlin in Chicago and Ann Weiser Cornell in USA and Europe and participated many Focusing International Conferences. She is active as a member of the international group of Japan Focusing Association.

     

    Koko Shiraiwa, TR in 1998, CC.

    Logo-therapy of Viktor E. Frankl and Client-Centered Therapy of Carl R. Rogers which I learned from Fujio Tomoda has been my background as a psychotherapist. When I encountered the Experiencing theory by Gendlin in 1978 through his lectures and demonstrations, I was moved by the fact that what Tomoda taught us was the concept of felt sense. In 1980, Heizo Iwaya, Reiko Kawamura, Sumiko Inoue and myself organized Tokyo Focusing Institute and gave Focusing workshops for 10 years. We established the introductory style of bodywork named as Karada-hogushi, and published newsletters and the booklet of 10-year history of the institute. In 1990, I personally started Holistic Psychology Institute to convey Focusing for helping professionals and provide practice space for Listeners.

     

    Akiichi Mochiduki, TR in 2003, CNT in 2010, CC in 2016.

    Set up Nagano Focusing Project in 2001, Organizing WSs for David Brazier etc. and his own, and giving private sessions and trainings. He has been interested in the Embodied Dream Works and Embodied Imaginations by Robert Bosnak. He worked as a clinical psychologist at a hospital in Nakano City for 32 years and recently he works Private Practice.

     

    Tokai:

    Yoshimi Ito, TR in 1993, CC in 2000.

    When I was a graduate student of Nagoya University in October,1978, I encountered Dr. Gendlin’s special lecture “Experiential Therapy” and happily could participate Focusing Workshop by Gendlin and Mary Hendricks for the first time. Since then I have been working on research and practice of Focusing. I had a chance to study under Prof. Gendlin at University of Chicago from1993 to 1994 as a visiting professor. I got Ph. D in 1998 from Nagoya University by a study about Clearing a Space of Focusing. We have been giving Nagara-River Focusing Workshop for a long time, and I have been supervising Nagoya Focusing Community (NFC) for 18 years. At present, I’m hoping to build up Self-Help Focusing (SHF).

     

    Katsuko Usui, TR in 1998, CC in 2015.

     

    Kansai:

    Akira Ikemi, Ph.D. TR, CO.  Professor, Kansai University Graduate School of Psychology.

    Back in 1980, as I recall, Doralee Grindler had arranged the first Focusing Training Program at Professor Eugene Gendlin’s office at the University of Chicago. I attended this program, as I was a graduate student studying with Professor Gendlin at that time.  It was the year after the first edition of the book Focusing came out from Everest House.  There were no certificates at the time, so I cannot give the exact date when I completed this program.  Around 1995, sometime before or after the Great Hanshin Earthquake, Gene (Gendlin) had recommended me to become a Focusing Coordinator.  Again, there are no certificates for coordinators, so I cannot recall when it was, that I was appointed as a coordinator.  In college, I was a psychology and philosophy double major, so I got enchanted with Gene’s philosophy and psychotherapy theory, and I have taught people to hold fast to and think freshly from experiencing, in my clinical work, university and graduate school teachings, and workshops.  I have taught at universities in not only Japan but in the UK and Belgium.  I have presented workshops in Japan, USA, UK, Canada, Belgium, Germany, Greece, Italy, China and Hong Kong and Australia is my next destination.  I’ve written many books and journal articles in Japanese and English, as well as DVDs in English and Japanese.  My most recent book and article is now being translated into Chinese from Japanese and English.

     

    Toshihiro Uchida, CC.

    Learned Focusing from Shoji Murayama at Kyushu University and is now a professor at Kyoto University of Education, teaching graduate students who are willing to be teachers and clinical  psychologists, and teaching Focusing practice as listening training for them. He is offering Kyoto Focusing Experiencing Room, trying to spread Focusing and training listeners in Kyoto area. He is interested in Focusing-Oriented Psychotherapy, especially clinical application of clients with trauma.

     

    Kie Yano, TR, CNT.

     

    Sanin & Sanyo:

    Shoji Tsuchie, TR in 2004, CC in 2015

    He is a representative of Shimane Focusing Project, has practice groups and training groups in Shimane. He is a clinical psychologist and works as a school counselor. He is also an Indian government’s certified yoga teacher and a monk of Jodo Buddhism. He developed the inner weather picture therapy and Focusing Sangha which is group focusing method.

     

    Shikoku:

    Akiko Sasada, TR in 1998, CNT in 2010.

    She is a staff of Focusing Project since 1994, has a practice group and a training group in Tokushima.

    She is a school counselor of junior high schools and teaching focusing at a college. She is a member of JCFA (Japan Child Focusing Association). Focusers in Tokushima have been gathering for many years.

     

    Kyushu:

    Shoji Murayama, HM (Honorary Member).

    Looking Back of my 2 small contributions to the beginning stage of the development of Experiencing & Focusing in Japan. In 1978, I had a lucky chance to invite Gene Gendlin as a key note speaker for the 42 annual Conference of Japan Psychology Association at Kyushu University and he gave workshops in Fukuoka, Kyoto, Tokyo with Mary Hendricks. Since then, this practical focusing seed has been spreading, growing and blooming in Japan. Second, from Kyushu University, many CC and TR members and related therapists are grown up. They are Kira Yasuyuki, Tamura Ryuichi, Uchida Toshihiro, Morikawa Yuko, Fukumori Hideaki, Masui Takeshi, Tajima Seiichi, Ohishi Eiji. Now they are developing their own way of helping.

     

    Yasuyuki Kira, TR in 1998, CC in

    He had learned Focusing at Kyushu University under Shoji Murayama as a graduate student, and has been practicing counseling and psychotherapy based on the Experiencing theory. Meanwhile he realized that it was meaningful for the therapist to focus on his or her own implicit feeling at his practice and to be aware of its meaning explicitly. He has been practicing this method, named as “Therapist Focusing”. He and his colleague published a chapter about this method on a book as follows.

    Kira,Y & Fukumori,H. Chap.8 The Significance of Focusing for the Therapist: Therapist focusing. Mikuni,M.(Ed.), The Person-Centered Approach in Japan: Blending a Western approach with Japanese culture. PCCS Books Ltd. Monmouth, UK. 131-145. 2015.

     

    Yuko Morikawa, TR in 1998, CC in 2015.

    She is an associate professor at Kyushu Sangyo University. Her theme is daily Focusing attitude and “handling pain with Focusing”. She and Hideaki Fukumori invited Focusing teachers in Kyusyu: Ann Weiser Cornell(2011), Marine de Fréminville(2012), Jim Iberg(2014). She wrote a book with cartoons named “Health management method with Focusing ”. (2015: ISBN-9784414400946)

     

    Ryuichi Tamura, TR, CC in 1998.

    He learned Focusing from Shoji Murayama at Kyushu University. He served as the president of Japan Focusing Association from November 2012 to March 2016. He is interested in research on Focusing-oriented dream work. He is a professor at Fukuoka University teaching counseling and psychotherapy.

     

    Hideaki Fukumori, TR in 1998, CNT.

    He is working at Counseling and Health Center as a counselor in Kyushu University. He is interested in relations between Focusing Attitude and Quality of College Student Life. Shoji Murayama, Hideaki Fukumori and Yuko Morikawa published a book named “Learning Focusing with cartoons.” (2005: ISBN-10: 4414400201)

     


    公開講座のご案内

    2018年度の公開講座は盛会のうちに終了いたしました。

    汗かきすぎて焦る夏! 集いの前の公開逃すと一生後悔!(笑)

    新潟もやります公開講座。対象は,対人援助(学生含む)に関わっている皆様。まだまだフォーカシングに触れる機会の少ない新潟の地で,フォーカシングについて少しでも興味・関心をもっていただく機会と,これまで持ち合わせていた興味・関心の更新をする機会を提供させていただくこと,それが本講座のねらいです。もちろん,協会メンバーの皆々様も大歓迎です!

     2018新潟の集い公開講座チラシ

    【日 時】

    平成30年8月18日(土)10時~12時(受付開始9時半)

    【場 所】

    新潟市万代市民会館(年次大会(フォーカサーの集い)と同じ)

    【講 師】

    池見 陽 先生

    【参加費】

    一般(非メンバー):1,000円

    協会メンバー:無料

    【対象】

    対人援助(学生含む)に関わっている方

    協会メンバー(どなたでも)

    【テーマ】

    フォーカシング・傾聴がアップデートされるひととき(仮)

    【概要】

    「傾聴・フォーカシングのペア・ワーク」を予定しております。

    要点:フォーカシングはクライエントの体験を記述したもの、すなわち、クライエントがフォーカシングをしている、これに対してセラピストは傾聴している。そこで、セラピスト目線だった Carl Rogers とクライエント目線だった Eugene Gendlin は対立することなく、共同してPerson-Centered Approach を築いていったのです。ですから、傾聴を理解するにしても、フォーカシングを理解するにしても、両側をセットで考える必要があります。Rogers-Gendlinの真髄を明らかにするこの考え方を最近「シカゴ・スタイルの傾聴」と呼ぶことにしました。当日はその一端を体験してみたいと思います。

    【申し込み方法】

    申込受付は終了しました。

    【締切日】

    2018年8月8日