2023年度 日本フォーカシング協会年次大会
~フォーカサーの集い in 福岡~
実行委員長 森川 友子
今年の日本フォーカシング協会年次大会(フォーカサーの集い)は、2023年8月に福岡県福岡市で開催します。対面で実施いたします。是非、全国よりお集まりいただき、福岡の伸びやかな空気感や、美味しい食べ物をお楽しみください。一同、心よりお待ちしております。
※ 会場の立地上の都合と、新型コロナウイルス感染拡大防止への一定の配慮から、1日目夜のスケジュール及び参加費が例年とは異なっております。
※集いの「出店」の内容など、最新情報はこのページとともに、Facebookページ「日本フォーカシング協会年次大会in福岡」に掲載されますので、定期的に確認していただけましたら幸いです。
【開催日】
2023年8月19日(土)~20日(日)
【会場】
九州大学西新プラザ
福岡県福岡市早良区西新2丁目16−23 福岡市営地下鉄「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分
*上記地図の「拡大地図を表示」をクリックすると地図が大きくなります。
【大会日程】
<大会第1日目> 8月19日(土)
9:30~11:30 | 公開鼎談 |
11:30~13:00 | お昼休憩 |
13:00~13:15 | 開会式 |
13:20~13:45 | ホームグループ1 |
14:00~16:00 | セッション1(120分) |
16:00~16:15 | ロビーde自由交流 |
16:20~18:20 | 日本フォーカシング協会総会 |
18:40~19:55 | 情報交換会 |
<大会第2日目> 8月20日(日)
9:00~9:25 | ホームグループ2 |
9:40~11:40 | セッション2(120分) |
11:40~12:55 | お昼休憩 |
12:55~14:25 | セッション3(90分) |
14:25~14:40 | ロビーde自由交流 |
14:45~16:15 | セッション4(90分) |
16:20~16:40 | 閉会式 |
*ロビーde自由交流や情報交換会を含め、全てのプログラムを、集い会場内で行います。情報交換会の内容については、5月22日発送のフォーカシング協会ニュースレター「フォーカサーズフォーカス 春号」などでご紹介します。
【公開鼎談:私が大事にするフォーカシング ―これまで、今、そしてこれから―】 |
集い1日目冒頭にあたる8月19日(土) 9:30〜11:30は、どなたでもご参加いただける公開鼎談(ていだん)です。
フォーカシングの創始者であるジェンドリンが初来日してから45年が経ちます。以降、多くの人の人生とフォーカシングとの交差の物語によって、フォーカシングは実に多様な形で展開してきました。
今回の公開鼎談は、日本のフォーカシングを先導(+煽動?)してこられた村山正治先生、池見陽先生、吉良安之先生に、ご自分にとってのフォーカシングについて語っていただきます。
後半はフロアの皆さんも是非鼎談にご参加ください。フロアの代表者及び司会は、小林純子先生(九州産業大学)が担当してくださいます。
この公開鼎談は、一人一人が自分の中で推進していくフォーカシングを大事にし、より面白く感じられるようなひと時になるでしょう。
![]() |
村山 正治 先生 京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都市教育委員会カウンセリングセンター主任、九州大学教授、久留米大学教授、九州産業大学教授を経て、東亜大学大学院臨床心理学専攻客員教授。九州大学名誉教授。 著書『ロジャースをめぐって――臨床を生きる発想と方法』(金剛出版)ほか多数、論文「PCAグループの現状と今後の展望」ほか多数。 日本臨床心理士会理事、日本人間性心理学会理事、日本フォーカシング協会会長などを歴任。 臨床心理士、教育学博士。 <著書>『私のカウンセラー修行』『新しい事例検討法 PCAGIP入門:パーソン・センタード・アプローチの視点から』他多数。 |
村山先生からのひとこと: 何でも自由にしゃべれる雑談から新しいヒントが生まれます。 私は、世界が大転換期にきていると感じています。新しいパラダイムやアプローチが求められています。 私の感触では、池見陽さんは「フェルトセンス革命」で、吉良安之さんは「セラピストフォーカシング」で、私は「静かな革命論」に関心を持っています。 現代に生きている同時代人として、それぞれの感触から自分の動きを感じられているように思います。 この三人が口火を切って、参加の皆さんとともに、これからの方向をいろいろ感じとれる何かにつながるといいなあと願っています。 |
![]() |
池見 陽 先生 ボストン・カレッジで心理学専攻・哲学副専攻。 シカゴ大学大学院でユージン・ジェンドリン博士のもとで学ぶ。 北九州市立医療センター臨床心理士、岡山大学教育学部助教授、神戸女学院大学助教授・教授、関西大学文学部教授・同臨床心理専門職大学院教授を経て同人間健康学部教授。The International Focusing Institute 理事、 日本人間性心理学会理事、日本フォーカシング協会会長などを歴任。 臨床心理士、医学博士。『心のメッセ-ジを聴く』(講談社現代新書)など多数の著書や論文を英語と日本語で執筆。2019年アメリカ・カウンセリング協会発行のJournal of Humanistic Counseling より “Living Luminary”(存命である輝ける大家)に指名され 、2020年日本人間性心理学会より学会賞を受賞。 |
池見先生からのひとこと: 村山先生・吉良先生とご一緒であれば、どんな話が飛び出すかわかりませんが、きっと楽しいことになるでしょう。フォーカシングにはショート・フォームなどの形があったから理解しやすい面がありました。今後はその形の奥に流れるものを私は言い表していきたいと思っています。 |
![]() |
吉良 安之 先生 九州大学大学院教育学研究科で臨床心理学を専攻。琉球大学医学部精神神経科学講座助手、九州大学教授を経て、九州大学名誉教授。 日本人間性心理学会機関紙編集委員長、日本学生相談学会常任理事、日本フォーカシング協会会長などを歴任。臨床心理士、博士(教育心理学)。 <著書>『主体感覚とその賦活化―体験過程療法からの出発と展開』『セラピスト・フォーカシング―臨床体験を吟味し心理療法に活かす』他多数。 |
吉良先生からのひとこと: 九州大学で心理臨床を学び始めた頃、村山先生のゼミでフォーカシングに出会い、それ以降、その感じ方や対話の仕方が自分のカウンセリングの基盤になりました。自分が感じ、考えていることに触れてそれを言葉にしていくうえでも、フォーカシングが活かされているように思います。 |
【参加受付期間】
2023 年5月23日(火)~7月22日(土)の2カ月間が、受付期間です。
【集いの参加申し込み及び参加費】
【集い参加費】 7,000円(含 公開鼎談、情報交換会)
【公開鼎談の参加申し込み及び参加費】
【ご参加方法】公開鼎談のみご参加の方は、年次大会申込フォームにて必要事項にご記入の上、該当箇所をチェックする形でお申し込みください。(年次大会にご参加の方は、自動的にご参加できます。)
【公開鼎談参加費】1,000円(年次大会参加者は無料です)
【申込期間】2023 年5月23日(火)~7月22日(土)の2カ月間が、受付期間です。
【定員】200名が定員です。万一、オーバーした際には先着順となりますので、お早目のお申し込みをお勧めいたします。
【出店の募集について】
例年通り、集いは「出店」(でみせ)を中心に行われます。出店は、集い参加者の有志が企画する出し物であり、例年、フォーカシングを参加者に提供・提案する体験型の出店や、研究からフォーカシングの普及法に至るまで様々なテーマを扱うディスカッション型の出店があります。
出店の時間枠には、120分枠と、90分枠があり、合わせて20個の出店枠をご用意しております。協会メンバーの皆様、ぜひ奮って出店をご提供ください。
【応募方法】上記年次大会申込フォームで、ご参加申込と同時に出店をご応募いただけます。年次大会に申込みをなさった後で、出店を出したくなられた方は、年次大会申込フォームの入力情報を修正する形でご応募ください。もしくは、以下のリンクから直接、出店のご応募ができます。
【応募期間】2023年5月23日(火)~6月30日(金)が、ご応募期間です。
【その他】
会期中は、換気等により感染症対策を実施します。ご参加の際は、手指消毒等にご協力の程お願いいたします。
年次大会は協会メンバーであればどなたでもご参加いただけます。フォーカシング協会への入会をご希望の方は入会のご案内をご覧ください。
【お問合せ先】
名鉄観光サービス株式会社 kyoiku_mwt☆mwt.co.jp(☆を@に変えてご送信ください)