日本フォーカシング協会

公開ワークショップ

日時:8月24日(土)10:00~12:00
場所:島根県民会館
参加費:一般(非メンバー)1,000円(当日受付にてお支払い頂きます)
協会メンバーの方は参加費に含まれています

【お申し込み方法】
 次のA, B, C, Dの4つのコースから第3希望までお選びいただき、申し込みフォームからお申込みください。
(先着順に席を埋めますので、定員に達した場合、第1希望がかなわないこともあります)

期日になりましたので大会への参加とワークショップの申込みを締め切らせて頂きました。

Aコース「フォーカシング的 ♡ 子どもの気持への寄り添い方」(講師:矢野キエ)

 子ども自身の気持ちや、大人自身の気持の在り様を変化させ、新しい関係を生む可能性のある“ミラーリング”。期待(お仕着せでない)や希望をもって子どもと関わりたいものですが、その一助になるかも。そして、子どもの気持ちも大人の気持ちも大切にしつつ、気持ちに寄り添う関わりへとつながるかもしれません。感じるところから行う“ミラーリング”を体験してみましょう。
講師自己紹介
 赤ちゃんを見ると生命の不思議さを感じます。現在は、子どもが自分をどのように表現するか、大人は子どもの表現をどのように支え促すかについて関心をもっています。大阪キリスト教短期大学、こどもフォーカシング・アソシエイツ代表、“こども”を語ろうフォーカシング・カフェ主催メンバー、元ナースリー主催。

 

Bコース「傾聴とフォーカシング」(講師:堀尾直美)

 傾聴とフォーカシングの関係についてお話しし、フォーカシングの考え方を取り入れた傾聴がどのようなもので、フォーカシングを学ぶことが傾聴にどんなふうに益するか、なるべく体験できるようなプログラムにしたいと思っています。ご一緒にチャレンジしてみませんか。実習では、参加者同士でペアやグループになり、カードを用いてご自分が感じることを話したり聴いたりする予定です。フォーカシングについての学習歴は問いません。
講師自己紹介
 フォーカシングに出会い、自分が感じていることに気づくことで自分自身とつながり、自分で自分を分かってやって、自分を大事にすることができるようになり、聴いてもらえる有り難さとその力を知りました。臨床心理士ですが、今はもっぱら国際フォーカシング研究所フォーカシング・トレーナーそしてコーディネーターとして活動しています。フォーカシング・ネットワーク代表トレーナー。

 

Cコース「支援者のためのフォーカシング〜セラピスト・フォーカシング〜」(講師:吉良安之)

 支援を行うなかで、支援者の内面にはいろんな体験が生じます。時には、重くハードな気持ちが起こることもあると思います。このワークショップでは、フォーカシングを用いて支援者が自分の体験から少し距離をとりながらゆっくり味わう方法を紹介します。心理臨床領域、教育領域、医療領域などで支援の仕事をされている方のご参加をお待ちします。あるいは、子育て中の方(子どもとの関わりの体験を整理したいなど)の参加も歓迎します。
講師自己紹介
 九州大学で学生相談の仕事をしています。カウンセラーとして、フォーカシングの体験の仕方で相手に接することが面接でのやりとりを深めるうえで役立つことを経験してきました。それをもとに、支援者が面接での体験を吟味する方法としてセラピスト・フォーカシングを考案し、実践しています。

 

Dコース「インタラクティブ・フォーカシング」(講師:前田満寿美・伊藤三枝子)

 インタラクティブ・フォーカシングは、人と人との相互作用(インタラクション)を大切にしたフォーカシングで、「インタラクティブ・リスニング」とも言われ、自身の内面にも相手の内面にも「共感」できる傾聴力が身につきます。気持ちを伝え合う交流を通して良好な人間関係を築くためにも効果的な訓練法です。このワークショップは、主にステップ・バイ・ステップの実習をする体験学習の場です。フォーカシング未経験者も歓迎です。
講師自己紹介(前田満寿美)
 臨床心理士、前スクールカウンセラー、TIFI認定フォーカシング・トレーナー、インタラクティブ・フォーカシング・マスターティーチャー。伊藤三枝子さんとインタラクティブ・フォーカシング学習会を共宰。国内各地、中国・ベルギー・米国でワークショップを開催。フォーカシング的な心をつなぐコミュニケーション講座に尽力中。
講師自己紹介(伊藤三枝子)
 臨床心理士、TIFI認定フォーカシング・トレーナー、インタラクティブ・フォーカシング・マスターティーチャー。前田満寿美さんとインタラクティブ・フォーカシング学習会を共宰。国内各地、中国などでワークショップを開催。子育て支援、被災者支援、傾聴講座等にフォーカシングを生かしている。