日本フォーカシング協会

2022年度の年次大会・総会のページ(仮)

2022年度 日本フォーカシング協会年次大会
~フォーカサーの集い in沖縄~

実行委員長 筒井優介

今年の日本フォーカシング協会年次大会(フォーカサーの集い)は、2022年9月に沖縄県那覇市で開催予定です。
是非、沖縄の自然に癒されてください。

※ 新型コロナウイルス感染拡大状況により、Zoom開催に変更する可能性があります。開催方法の最終決定は4月中旬頃に行う予定です。ニューズレターにも掲載されますが、最新情報はこのページに掲載されますので、定期的に確認していただけますと幸いです。

 

【開催日】

2022年9月17日(土)~18日(日)

 

【会場】

沖縄県男女共同参画センタ-(通称:てぃるる)
沖縄県那覇市西3-11-1 http://www.tiruru.or.jp/

 

【大会日程】

<大会第1日目> 9月17日(土)

9:30~11:30 公開ワークショップ
11:30~13:00 お昼休憩
13:00~13:20 開会式
13:30~14:00 ホームグループ1
14:15~16:15 セッション1
16:30~18:30 日本フォーカシング協会総会
19:00~21:00 懇親会

 

<大会第2日目> 9月18日(日)

9:00~9:30 ホームグループ2
9:45~11:45 セッション2
11:45~13:00 お昼休憩
13:00~14:30 セッション3
14:45~16:15 セッション4
16:20~16:40 閉会式

 

【参加受付期間】

(近日公開)

 

【参加費】

(近日公開)

 

【申し込み方法と振込先】

(近日公開)

 

【出店の募集について】

(近日公開)

 

【公開ワークショップ】 日時:9月17日(土)午前9時30分~11時30分)

例年開催されている公開講座を、今年は「公開ワークショップ」として開催いたします。「教育・子育て」「働くこと」「人とのつながり」の3つのテーマについて、それぞれ講師を招聘します。これらのテーマについて、フォーカシング体験や語らいの中で考えてみませんか。ふと興味が湧いたテーマのワークショップに、どうぞご参加ください。
(沖縄の方言での数の数え方を用いて、1=てぃーち、2=たーち、3=みーち、と表記しています)

 

《ワークショップ・てぃーち:教育・子育て》

思春期青年期の子どもやその保護者の支援のための共感と傾聴
-フォーカシング指向心理療法の基礎-

学校現場において、子どもの問題(不登校やいじめなど)や保護者への支援に関わるスクールカウンセラーや教員にとって、子どもの話しを聞くための姿勢として、どのような関りが必要なのかを、フォーカシング指向心理療法の視点から検討してみたいと思います。フォーカシングとフォーカシング指向心理療法について、「現象としてのフォーカシング」という視点から解説し、支援の場において、子どもの中にどのような体験が生じているのかを、フェルトセンス及びその触知という概念を使って説明します。その後、支援の場におけるカウンセラーの共感や傾聴について、フォーカシング指向心理療法では、どのように考えられるか、について説明します。最後に、実践例を紹介しながら、フォーカシング指向心理療法における面接のプロセス、具体的な介入方法、さらに子どもの変化などについて、紹介します。時間の余裕によっては、簡単な実習も組み込めればと思っています。

講師:内田 利広 先生

龍谷大学教授、日本フォーカシング協会前会長、国際フォーカシング協会認定フォーカシング・コーディネーター、臨床心理士、公認心理師。九州大学で、村山正治先生の下でフォーカシングを学び、その後関西の大学に移り、池見陽先生や関西のフォーカシング関係の皆さんと、研究会やワークショップを行ってきました。現在、京都フォーカシング体験室として年会6回のフォーカシングを体験する場を開催しています。

              

《ワークショップ・たーち:働くこと》

働くことの充実のためのフォーカシング

あなたは社会や家庭で「働くこと」に関して、どのような”感じ”がありますか。フォーカシングの面白さは、“からだ”に尋ねてみると、それまで考えていたのとは違う何かが出てくるかもしれないことです。あなたにとって「働くこと」とは一体どんなものでしょうか。仕事をしながら、あなたは他者や社会に向けて何を願っているでしょうか。「働くこと」に関して自分の本音ではどうありたいのでしょうか。そしてこれからどうなりたい・ありたいでしょうか。このワークショップで、身体感覚に導かれながら、ご自分の今とこれからを見つめ、その広がりを体験しましょう。

講師:森川 友子 先生

フォーカシングの真実性、確かさに惹かれ、今まで取り組んできました。九州産業大学でカウンセリング等を教えるとともに、キャリアカウンセリングや身体面の健康にフォーカシングを活用するための研究を行っています。また、福岡フォーカシング・フォーラムで、対面やオンラインのフォーカシング・ワークショップを開いています。公認心理師、臨床心理士、国際フォーカシング協会認定フォーカシング・コーディネーター。

 

《ワークショップ・みーち:人とのつながり》

つながりと瘉い(ゆい)のワーク:IYUフォーカシング

20年近く“サカナになるフォーカシング”のガイドを行なってきました。たくさんの方々から不思議な時間を過ごし、癒しや豊かな気づきがあったという感想をもらっています。
ワークの大きな流れは、①自分がなりたい、または自分にぴったりなサカナをイメージする ②そこへ自分が会いたい人を招き、共に時間を過ごす ③その体験をパートナーに聴いてもらう というものです。
今回は、集いin沖縄ワークショプのために、“サカナになるフォーカシング”をアップデートした“IYUフォーカシング”を体験していただければと思っています。IYU(いゆ)は沖縄の言葉で、魚を意味します。
南の島で、フェルトセンスが求める大切な方と出会います。思ってもみなかった安らぎやつながり、さらに“癒ゆ”を体験していただければうれしいです。

講師:星加 博之 先生

温泉と赤道直下の海が大好きなフォーカシング・トレーナー(国際フォーカシング協会認定)。関西大学・大学院をはじめ、近畿圏の大学や専門学校などで講師をしつつ、あちこちで心理臨床にいそしんでいます。カイロス・フォーカシングを用いたPTSDやCPTSDの治療的アプローチにも関心があります。臨床心理士と公認心理師などに加え、近頃は温泉ソムリエの資格取得をめざし各地の秘湯を巡っています。

 

【その他】

会期中は、換気等により感染症対策を実施します。ご参加の際は、手指消毒等にご協力の程お願いいたします。
年次大会は協会メンバーであればどなたでもご参加いただけます。フォーカシング協会への入会をご希望の方は入会のご案内をご覧ください。