日本フォーカシング協会

芸術表現を用いたクリアリング・ア・スペース 更新日:2025-10-26

日本フォーカシング協会では、フォーカシングに関わるワークショップについて情報公開しています。
ここでは特定の催しを推薦することはいたしません。当協会主催のワークショップを除いて、参加申し込みに関しては、お手数ですが、原則として、それぞれの催しの主催者に直接ご連絡を取っていただきますようにお願いいたします。

 
ワークショップID8565
ワークショップ名芸術表現を用いたクリアリング・ア・スペース
概要対人援助職のためのFOAT®を体験できるシリーズ、第5弾(Module 5)! フォーカシング指向表現アーツセラピー(Focusing-Oriented Expressive Arts Therapy: FOAT®)とは、ローリー・ラパポート先生が米国でフォーカシングと表現アーツセラピーという芸術療法を統合した方法で、米国など海外では様々な臨床場面や、コミュニティ支援、教育現場などで活用されています。日本でも少しずつ様々な個別のワークが紹介されています。2025年度後半より、様々なワークの全体を体験できる連続講座を、数回に分けてお送りします。 第5弾では、芸術表現を用いたクリアリング・ア・スペースです。クリアリング・ア・スペース(Clearing a Space: 以下CAS)とは、技法としてのフォーカシングの簡便法では最初に行うステップで、気がかりを脇に置き、自分の内側のさまざまなプロセスに向き合うための準備を行うものです。このステップを独立して支援に用いることもできます。CASを学ぶことで、ストレスを低減させる方法、抑うつ状態における反芻を減らす方法を学ぶことができます。また、CASは臨床場面に導入しやすいエクササイズですが、対象に適した導入方法についても学ぶことができます。 このステップだけを独立して支援に取り入れるだけでも、さまざまな効果が期待されます。また、援助職自身が、援助に入る前の準備として活用することもできます。 第1回目(1月17日土曜19:30-21:30)は指示的なイメージを活用したCASです。特定のイメージを手がかりにしながら、気がかりを適度な距離に置いていき、空間が生まれた後の感じを味わい表現していきます。 第2回目(1月31日土曜19:30-21:30)は非指示的なCASです。自分にとってやりやすいやり方で、気がかりを置いていき、置いた後に空間が生まれた感じをさまざまに表現していきます。 いずれも、自分自身のうちにあったリソースを表現し、作品にして持っておくことで、生活の中でも活用したり思い出したりしやすくなります。 2回のセッションにはそれぞれ音声ガイドを聞きながらワークをする宿題が出ます。2回の間に、具体的に気がかりを置いていくワークに関する宿題を各自で行い、参加者同士でシェアする時間をとっていただきます。1月24日の19時30分から20時30分までオープンルームを開きますので、その場所を活用していただいてもかまいません。
主催者FOAT®研究会(世話人 木原沙良)
開催日時2026/1/17 (土) 19:30 - 21:30 2026/1/31 (土) 19:30 - 21:30
開催場所Zoom
講師小坂淑子TR
定員特になし
参加費(一般)¥14000 早割(12/31まで)¥13000
参加費(メンバー)¥13000 早割(12/31まで)¥12000
留意事項このワークでは参加される方の個人的な体験に触れることになるため、守秘義務への同意が必要となります。 当ワークショップは治療を目的とはしておりません。現在医療機関等を受診されている方は、念のため主治医の許可のもとご参加ください。 当ワークショップは、Zoomミーティングを経験されている方を対象にしています。Zoomの使用方法やビデオ・マイクの操作を理解していることが必要です。なお、当研究会では、Zoomや機材に関するお問合せには対応いたしかねます。参加当日は、申し込みいただいたお名前でご参加ください。また、少人数または全体でシェアリングをする際には、原則として画面をオンにしてご参加ください。プライバシーと安全を守るため、他に誰もいない場所からzoomにつないでいただけますよう、お願い申し上げます。
問合せ・申込先お申し込み、お問い合わせは、下記URLよりお願い致します。
参照URLhttps://peatix.com/event/4631092